東北・道南の旅 (part15)



 鰺ヶ沢駅を出ると、最後の海が見えました。

ここを過ぎると、五能線は海から離れていきます。
 そして、大きなイベントが始まります。

地元のボランティアの人たちによる、津軽三味線の演奏会が、行なわれます。
 津軽三味線の力強い演奏が、車内に響きました。
 演奏を聞きながらの車窓風景も、また最高です。
 海は、すでに見えなくなり、田園地帯の走行に変わります。
 11時57分、木造(きづくり)駅に到着しました。

地元民の乗客も乗り込んできました。 本数が無いので、この列車が便利なのでしょう。
 ちょうど、このころになると、民謡を歌い始めて、乗客の人たちと大熱唱していました。
 岩木川を渡ると、津軽三味線の演奏会も終わりになります。
 津軽鉄道の車両が見えてくると、停車駅が近づいてきます。
 12時03分、五所川原(ごしょがわら)駅に到着しました。
 こちらは、津軽鉄道のホームですが、旧型の列車や現在運行している列車などが見えました。
 ここで、津軽三味線を弾いてくれていた、ボランティアの方が慌しく下車していきました。
 五所川原駅を出ると、岩木山がはっきりと見えてきます。
 次の駅、陸奥鶴田(むつつるた)駅に到着しました。
 田んぼから望む、岩木山もすごく綺麗でした。
 12時20分、板柳(いたやなぎ)駅に到着しました。

地元民の乗客も、この時間の列車が便利なのか、結構乗り込んでいました。




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